【焔の守人登場人物一覧】
● アカネ
主人公。火の語を継ぐ者。旅を通じて複数の語と出会い、「語の輪」を導く存在となる。幼い頃に語を禁忌とされた村で育つ。還り語を目覚めさせ、物語の終盤では調律者として覚醒。
● ユウ
火の祠に登場した少年。後に自身も火の語を継ぎ、アカネと再会する。 アカネに憧れ、語を継承。語の輪で再び手を取り合う。
● リツ
風の語を継ぐ青年。自由な風のような性格で、アカネの旅に影響を与える。アカネに風の視点をもたらす。
● 月の仮面の男
月の語を継ぐ謎めいた人物。語の裏面(影)を知る。「語には光と影がある」と語る。アカネに“内なる語”を意識させた。
● 響きの子
響きの語を生まれながらに持つ少女。記憶を持たず、語の“響き”のみで他者とつながる。純粋な語の感受者。アカネの語と共鳴する場面がある。
● 祖母
アカネを育てた人物。かつて語を封じながらも、密かに語帳を遺す。 禁忌の村でただ一人、語を記し続けた存在。
【焔の守人用語集】
● 語(かたり)
この世界の根源的な力。自然・記憶・感情・存在を“語る”ことで、世界に影響を与える術。
● 火の語
アカネが最初に得た語。情熱・再生・意志を象徴する。焔の守人の中心語。
● 風の語
軽やかさ・自由・変化をもたらす語。リツが継承。
● 月の語
内省・影・沈黙の語。仮面の男が使用。
● 星の語
宇宙的な記憶、希望、遠い未来に関わる語。
● 響きの語
音・共鳴・感情の揺れに宿る語。響きの子が象徴。
● 還り語(かえりご)
アカネが最終的に継いだ語。始まりと終わりをつなぐ、“巡り”の語。
● 語の輪
各語が交わり、響き合うときに生まれる現象/概念。属や系譜を越えた調和の象徴。
● 火種石(ひだねいし)
各語を宿す媒体。アカネやユウが所持し、語の継承に用いられる。
● 語の帳
アカネの祖母が遺した記録帳。古代語や絵文字で構成され、語の原型を記す。
● 禁忌の村
アカネの出身地。語を恐れ、すべての語を封じた地。
● 語の祭壇
各語の祠が並ぶ古の場所。語が交差する聖域であり、語の輪の発現地。